秋分の日。雨上がりの高滝湖
今日は秋分の日です。
「秋分の日は昼と夜の長さが等しくなる」と、遠い昔授業で教わった記憶があります。
実際は昼の方がすこし長いようですが、私は近年、残暑からやっと解放される目安の日のように感じています。
しかし今年の夏は過ごしやすい日が多く、やっと暑さがというような安堵感もなく秋分の日を迎えました。
木更津は朝から小雨が降っていました。Tシャツだと肌寒いくらいです。
午後から雨も上がり、私は昨日約束した友人の家へ向かいました。
自宅でハンドメイド作品を作る友人の気分転換もかねて、秋の気配を感じようと高滝湖へ行く予定です。
数年前一度来ましたが通り過ぎた程度で、その時は美術館の方から橋を渡り、湖上のトンボのモニュメントを見つけて圧倒された記憶があります。
今日は最初に橋の上から久しぶりにそのモニュメントを見ました。
前回は天気の良い日で、太陽に反射する大きなトンボの姿が神秘的で美しかったのですが、今日のような曇り空ではその魅力を隠して佇んでいるようでした。
私と友人はほとんど往来のないレイクサイドを、ゆっくり車を走らせながら高滝ダムへ向かいました。
高滝湖ダムに到着しました(^^)/
竣工は平成2年3月とあります。
地元の小中学生が書いたと思われる壁画作品が並びダムを鮮やかに彩ります。
湖畔には美術館もあり、芸術に対する意識が高いように感じます。
真ん中の写真の壁画は印象派の影響がみられるような…
そしてダムの下を覗き込むと、
あたりまえですが、ものすごく高いっ!
とは言いつつも、私は高いところは平気なんですが、
高所恐怖症の友人が恐る恐る下を覗く姿が写真の隅に(笑)
雨が降っていたせいでしょうか、水量が多いような気がします。
しばらくの間、ダムの壮大さに圧倒されつつ膨大な量の水が流れるのを二人で見つめていました。
再びレイクサイドを車でのろのろと移動していると、
陸から釣りをする人や、ボートに乗った釣り人を見かけます。
そしてなんとなくこの「水上テラスとつり広場」に車を止めて辺りを散策。
少し離れた場所から水上テラスを撮ってみました。
テラスの下は下りられるようになっており釣りをする方が一人居ましたが、もうずっとそこに居るかのように景色に馴染んでいました。
車に戻りながら、私たちも水上テラスの下を歩くことにしたのですが…
途中、すぐ足元で大きな亀を発見!
最初は大きな石のように見えましたが、私たちが覗き込むと慌てて動き出し沖へと移動しはじめました(笑)
観光シーズンではないせいか人も少なく、友人と二人のんびりとした時間を過ごすことができました。
レイクサイドを走っていて気付きましたが、湖の周囲には桜が多く植えられています。
湖に沿って並ぶ桜が満開の時期には、辺りはきっと壮観な眺めになっていることだろうと思いました。